戦後復興期
昭和24年
この年の出来事
積雪科学館
昭和23年10月、北越製紙株式会社社長の田村文吉は有志と相はかって、財団法人積雪研究会を設立しました。その附属機関として設けられたものが積雪科学館で、昭和24年2月18日に開館しました。建物は長岡工業専門学校の旧工業博物館を借用し、雪国の住宅模型、除雪車などを展示しました。昭和43年に閉館。
- この年のデータ
- 人口
- 合計63,821人
- 男:31,116人
- 女:32,705人
- 13,324人
長岡のあゆみ
- 1月1日
- 国民健康保険が組合営から市営に
- 2月1日
- 長岡市農業対策委員会発足
- 2月7日
- 長岡商工会議所とともに「勧銀支店設置方に付要望」を日本勧業銀行総裁宛てに提出
- 2月18日
- 北越製紙の援助により、積雪科学館が長岡工業専門学校内に開館
- 2月21日
- 長岡郵便局電信課、長岡電信局として独立
- 3月1日
- 積雪の自然科学的研究・積雪と生活の社会科学的研究などを目的とする積雪研究会の設立が認可(会長・田村文吉)
- 3月3日
- 蔵王町多聞天の裸押合い祭が9年ぶり復活
- 3月
- 市役所連絡員制度廃止、出張所を新設
- 長岡市青年団連盟との共催で青年模擬市会を開催
- 山通農協、長岡市農協に加入
- 長岡市観光協会復活(会長・駒形十吉)
- 4月1日
- 「夕刊北越産業新聞」創刊(9月16日から「夕刊北越新報」と改題・復刊)
- 5月
- 長岡聾学校、長岡聾文庫を開設
- 6月1日
- 長岡高等工業学校、新潟大学工学部に改組・開学
- 6月
- 中央母子寮竣工(新栄町3丁目)
- 7月26日
- 信濃川水防団、栖吉川水防団設置
- 7月
- 協和銀行(現りそな銀行)長岡支店開店
- 失業対策事業として公園緑地帯の整備開始
- 長岡市公民館条例制定、改築された長岡市公会堂に長岡市公民館を併設
- 8月5日
- 栃尾鉄道、悠久山野球場を開設
- 8月19日
- 長岡鉄道、蔵王線バス運行開始
- 8月
- 望楼兼消防サイレン塔完成
- 倉敷紡績北越製作所、倉敷機械工業として分社(26年に倉敷機械と改称)
- 新潟少年学院収容開始
- 10月15日
- 五・十の市、坂之上町・殿町に復活
- 11月18日
- 長岡市婦人連盟結成
- 11月
- 長岡商工会議所と共編で『雪害調査書』刊行
- 12月1日
- 上野-新潟間に昼間急行復活
- 12月30日
- 日本専売公社長岡出張所竣工
- 12月
- 部制の一部を変更
日本・世界の
主な出来事
日本の出来事
- 法隆寺金堂から出火し、模写中の壁画12面が全焼する
- お年玉付き年賀葉書が発行される
- 東京消防庁が火災専用電話「119番」を設置する
世界の出来事
- ドイツ連邦共和国(西ドイツ)が成立する
- インドネシア連邦共和国が成立する。スカルノが大統領に就任する