最終更新日 2022年4月1日
会議名 | 第5回地域委員会 |
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開催日時 | 平成21年11月10日(火曜日) 午後3時から午後5時10分 |
開催場所 | 小国支所 3階大会議室 |
出席者名 | ○委員(12名) 田辺英夫 委員長 安澤 功 副委員長 安澤總夫 委員 板屋 忠 委員 今井賢市 委員 今井則子 委員 鈴木一英 委員 鈴木京子 委員 角山徳郎 委員 山崎豊士 委員 山崎八重子 委員 稲波忠昭 委員 ○長岡市 山崎地域政策監 田中地域振興戦略部総括副主幹 田口都市計画課長 相田都市計画課係長 相田危機管理防災本部特命主幹 桐生危機管理防災本部主査 村山支所長 広田地域振興課長 宮川市民生活課長 板垣産業課長 大橋建設課長 石黒建設課主査 小川診療所事務長 田中地域振興課地域振興・防災 係長 丸山地域振興課主任 ○傍聴人 (一般 1 名 報道 1 社 ) |
欠席者名 | 山田晴美 委員 五十嵐元 委員 |
議題 | 議題 1.長岡市都市計画マスタープランの策定について(都市計画課) 「地域の将来像について」 2.平成22年度ふるさと創生基金事業について(小国支所地域振興課) 協議 1.オフトーク放送の今後の対応について(危機管理防災本部) 報告 その他 |
審議結果の概要 | 議題 1.長岡市都市計画マスタープランの策定について説明。 質疑・応答後、原案を承認 小国地域の将来像のイメージフレーズを選定 2.平成22年度ふるさと創生基金事業について説明。 質疑・応答後、原案どおり決定 協議 1.オフトーク放送の今後の対応について 質疑・応答 報告事項 質疑・応答 その他 |
会議資料 (印刷用) |
第5回小国地域委員会会議録 (PDF 56KB) |
審議の内容
(別紙次第及び資料に沿って議事を進行した。以下要点を記す。) 1.開会 |
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2.あいさつ ・田辺委員長 ・山崎地域政策監 |
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3.議事 | |
(1)長岡市都市計画マスタープランの策定について 「地域の将来像について」 |
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田口都市計画課長 | (田口都市計画課長が説明) ・長岡都市計画マスタープラン「地域別構想」についての検討経過の概要 ・今後の小国地域における都市計画マスタープランの策定について |
相田都市計画課係長 | (相田都市計画課係長が説明) ・「地域別構想」について、地域委員会および地域別意見交換会での意見への対応と議論されたものを踏まえての素案について ・小国地域の将来像(案)について |
委員長 | ただ今の説明について質疑等ないか。 |
山崎豊士委員 | 非常によく検討されていると思う。合併時、「ビジョン検討委員会」で市長に対する要望のなかに健康福祉に関する計画があった。延命寺ヶ原周辺に畑作業ができる福祉施設を造りたいという構想があり、検討するとの返答をいただいた。土地利用のなかで雇用の場の創出とあるが、小国地域の重要な課題だった健康福祉という部分が入るとよいと思うが、考えの余地があるかお聞きしたい。 |
田口都市計画課長 | 地域にとっては大きな課題だと思うし土木・建設分野に対する期待の大きさはよく耳にする。繰り返しになるが計画の限界があることをご理解いただきたい。素案3ページに「高齢社会に対応した地域作りを推進するため土地利用の面からも支援をする」という記述がある。土木・建設分野が主体であることから住・産業面が主流になって来ざるを得ないが、そういう視点も持っている。 |
山崎豊士委員 | 表現よりも精神的に活きていればよいと思っている。 |
委員長 | ほかに質疑等なければ、素案について承認する方は挙手願います。 (全員挙手) 続いて地域の将来像のキャッチフレーズを、ただいまの説明を加味しながら選定したいがいかがか。 |
安澤總夫委員 | (1)の案がよいと思う。 |
山崎豊士委員 | (本文の)項目を見ると捨てて欲しくない部分がある。 |
山崎地域政策監 | 表題が変わっても本文は変わらない。本文からキャッチコピーを作った。 |
委員長 | 資料1の内容がこの本文に全て入っていると解釈してください。 挙手によって決めます。 ((1)案が大多数) (1)案に決定します。 |
稲波委員 | 内容のことではないが、第1回目の意見交換会に来た方全員に2回目の案内は出したのか。 |
建設課長 | 全員の方に同じ方法で案内を出しました。ほかの事業と重なって出席できない方も多数いたと聞いた。 |
田口都市計画課長 | 大変有難うございました。本庁に持ち帰り、全市の計画作りに反映させたい。全市の計画については、11月30日に全体の都市計画マスタープラン策定委員会があるので、各地域の地域別構想についても審議していただこうと思っている。川口町との合併話が本格化していることを受け、来年度、川口町の都市計画マスタープランの策定を進め、遅くない段階で全市的なものを最終的なマスタープランとして定めていきたい。その折には住民の方々に説明させていただく機会を設けたいと思っているのでよろしくお願いしたい。 |
(2)平成22年度ふるさと創生基金事業について | |
地域振興課長 | (地域振興課長が説明) ・平成21年度事業の経過報告 ・平成22年度事業の審議結果報告 (1)小国芸術村特別展「衣人紙舞台」事業について説明 |
産業課長 | (産業課長が説明) (2)小国の魅力発信事業について説明 |
委員長 | ただいまの説明について質疑等ないか。 |
山崎豊士委員 | まず「衣人紙舞台事業」について、去年は韓国の芸術家だった。継続性がないように思うがどうか。長期的な展望でやってほしいと思う。次に「小国の魅力発信事業」について、中身については相当な議論があったのかどうか。また観光協会が正式に発足したのならサブとして「よっていがん会」をつけるのはいかがなものか。 |
地域振興課長 | 今年度は山形の和紙で、韓国はその前の年にやった。毎年「紙」にこだわった体験メニューになっている。(山野田は)小国和紙発祥の地でもあるので、ベースは「紙」である。 |
産業課長 | 観光協会のネーミングについて、小国以外の地域では旧町村の町村をとった観光協会が既にできあがっている。小国が観光協会を立ち上げていくなか、他地域とは違うイメージを打ちだし、民意の中で観光協会を運営していくということで、「小国観光協会よっていがんかい」としたもの。内容について、資料はイメージとして見ていただきたい。細かいものはまだ決まっておらず基本的な部分での検討しかされていない。『このサイトに入ってもらえば小国のことが全て分かる』ものに仕上げていきたい。 |
板屋委員 | ネーミングについて、小国らしさを出すということから「会」ではなく「よっていがんかい」と強調してつけさせてもらった。現在会員が120名ほどだが、大勢の人から協力してもらうという意味もある。 |
山崎豊士委員 | 民間が主体でやっていくということがよく分かった。 ホームページの中身について、213万の予算で制作内容すべてやれるのか、承認する段階で確認して欲しい。 |
産業課長 | 十分注意します。 |
委員長 | 平成22年度ふるさと創生基金事業について承認される方は挙手願います。 |
(全員挙手) | |
4.協議事項 | |
(1)オフトーク放送の今後の対応について | |
相田危機管理防災本部特命主幹 | (相田危機管理防災本部特命主幹が説明) ・オフトーク施設が整備されてからの経過について ・オフトーク放送に替わる情報伝達システム配備について |
委員長 | ただいまの説明について質疑等ないか。 |
稲波委員 | 昨年度の総代会で話はあったが、今年の総代会では了解を得たのか。 |
相田危機管理防災本部特命主幹 | 来年3月末で正式に廃止ということはこれからです。 |
地域振興課長 | 昨年12月と今年春の総代会で、加入率の状況や通常放送から薄めていく話の説明をしてきた経過はある。今年度3月で廃止という話は、12月に総代会があるので説明する。地域委員会で廃止の話をするのが初めてです。 |
稲波委員 | 緊急告知FMラジオが各集落に3台、民生委員、要援護者世帯に配備されたが、この台数で緊急時に対応できるのか。集落役員が常に集落にいるとは限らない。オフトーク通信は緊急時の対応が主要目的だったと思う。他町村ではスピーカーで流している所もある。FMラジオだけで足りるのか。 |
角山委員 | 震災時、地域委員として何をしたらいいのか分からなかった。また緊急時を知らないということでは困る。地域委員にも緊急告知FMラジオの配備が必要ではないか。 |
相田危機管理防災本部特命主幹 | 市では色々な情報伝達手段を考えている。ひとつで完璧だというものはない。複数組み合わせて、相乗効果で広く住民に伝えるシステムが重要だと思う。FMラジオやケーブル放送もあると思うが、広報車で回ることも重要な伝達手段だと思う。緊急時には色々な手段を駆使して、迅速に住民に伝えることを考えなければならず、FMラジオだけで十分とは思っていない。合併地域にはオフトーク通信に似た手段として同放系の無線がある。 この無線は個別受信器もあるし屋外の拡声器も整備している。長岡・小国・山古志・栃尾は同放系無線が全くない地域。この地域については、土砂災害・水害の危険性が高い地域に屋外拡声器の整備を進めている。今後は当地域でもFM方式による屋外拡声器の整備を進めていかなければならないと考えている。今年、中之島・与板地域等を含め、全市的にFMながおかのエリアが拡大される。来年度、拡大された地域にFMラジオを配布することを目標としている。 |
山崎地域政策監 | 地域の防災会作りの期限が迫り、基本的に町内会を単位として全市的にやっている。まずは町内会を単位とする自主防災会を充実させたい。そのために町内会長を中心に防災システムをお願いしている。 緊急告知が有効に働くのは大雨・台風など、事前にある程度状況が分かっているもの。その時にFMラジオや市からの広報で対応していきたい。各家庭・地域委員にも配備できれば一番よいが、予算の関係もあるため、まずは地区防災会の体制を整えるということでお願いしたい。 |
山崎豊士委員 | 総代から各町内会に一斉に情報を出せる便利さは、FMラジオやケーブルテレビでは難しい。オフトーク通信で出来た役割をどうするのか。 今検討している内容を教えて欲しい。 |
地域振興課長 | オフトーク放送でも加入率が4割を切り、全戸には無理。また家の中に居なければ聞けないことからも完璧ではない。地区防災会のことも含めてやっていかないと、ひとつの方法で完璧なものはないと思っている。 |
板屋委員 | オフトークの加入率が39.2パーセントということだが、取外し申し込みをして、まだ取外してないものも含まれているのか。 |
地域振興課長 | 含まれています。 |
安澤總夫委員 | 加入率も下がり老朽化が進み、経費がかかるようだし加入していても切ってある家庭がかなりあるので市の取り扱いの方向にいったほうがよい。当時は高額商品を売りつける業者などへの対応にオフトークを使い、それなりの効果はあったが加入率が下がり、切っている人が多い現状では仕方がないと思う。 |
山崎豊士委員 | (オフトーク放送に替わるもので)具体的に検討しているものがあったら教えてほしい。 |
相田危機管理防災本部特命主幹 | 具体的にはありません。 |
稲波委員 | 廃止は止むを得ないが、戸外の放送設備を整備して欲しい。予算があったら拡声器の整備を要望したい。 |
相田危機管理防災本部特命主幹 | 山古志支所にある集落と支所と情報伝達機能だが、当地域にも平成19年に土砂災害の危険性の高い3地域に配備した衛星携帯電話と同じもの。 当地域は県の土砂災害警戒区域の指定にはなっていないが、今後順次、当地域の一部も指定になってくると思われる。そうした場合に、土砂災害の危険性の高い地域には拡声器等の設置も検討していきたい。 (※3地域 法末・八王子・芝ノ又) |
委員長 | 地区防災会を整え、集落内の情報伝達を考えながら、災害は地域で守るという意識でやれば、システムに頼ることなくある程度の災害は防ぐことが出来ると思う。また行政側においては、皆さんの意見を取り入れていただき地区防災会設立にあたってはそれらを網羅した中で取り組んでいただきたい。 |
稲波委員 | この場で廃止の決定をするのか。 |
地域振興課長 | 今日の検討経過を踏まえて、12月の総代会で提案し進めていこうと考えている。 |
5.報告事項、その他 | |
地域振興課長 | (地域振興課長が報告) ・平成20年度小国支所関係決算の概要について |
市民生活課長 | (市民生活課長が説明) ・市民生活課保健係の事務所移転について ・小国クリーンセンターの今後の対応について |
委員長 | ただいまの説明について質疑等ないか。 |
山崎豊士委員 | ごみ処理施設管理運営費の一般財源の内訳についてと「ごみ収集事業費」の内訳についてお聞きしたい。 |
市民生活課長 | ごみ処理施設の管理運営費の一般財源の内訳19万9千円は、事業所や個人の持ち込みの手数料です。938万1千円は一般財源です。ごみ収集事業費は車2台のよる月曜から土曜までごみ収集をする事業費です。ごみの減量と資源のリサイクル事業費は、紙・ペット・缶等の収集事業費です。平成19年度までごみの減量と資源のリサイクル事業費は支所の収入である程度は分かっていたが、今は本庁一括なので小国地域分については把握できないのが現状です。また小国クリーンセンターは震災で壊れ、全く使用できません。 |
稲波委員 | 小国クリーンセンターの職員はこちらに来るのか。 |
市民生活課長 | 4月1日から鳥越クリーンセンターの所属になり、小国支所市民生活課の管轄ではない。 |
稲波委員 | 中山間地直接支払いの補助金の割合に対して、農地・水・環境保全向上対策事業補助金の補助率が大変良いがどうしてなのかお聞きしたい。 |
産業課長 | 農地・水・環境保全向上対策事業は、農家だけで農地の管理は大変であることから地域全体で環境を守っていこうということで発足し、それらにかかる経費を補助するという制度。中山間地直接支払助成金は、ある一定の傾斜以上の農地を未来とも維持管理をしていくために出される補助金。逆に言えば農地の放棄を認めないという意味合いで出ている補助金です。 |
稲波委員 | 農地・水・環境保全向上対策事業は単年度か継続事業なのか。これから新たに入ることはできるのか。中山間地直接支払助成金は事業分別で見直しに入っているが、農地・水・環境保全向上対策事業の今後の見通しはどうなのかお聞きしたい。 |
産業課長 | 中山間地直接支払助成金は昨年までは継続の方向だったが、今は分からない。 農地・水・環境保全向上対策事業は単年度です。新たにというのは難しい。中山間地直接支払助成金は5年の見直しのなかでやっている。耕作放棄地がでてくれば返還することになる。 |
山崎豊士委員 | 商工費の森林公園管理委託費について、決算には入っているのか。 |
産業課長 | 今年度からなので入っていない。 |
山崎豊士委員 | 森林公園の損失補填についてお聞きしたい。また小国診療所の市債と公債費の内訳についてと歳入歳出差額の主な原因についてお聞きしたい。 |
産業課長 | 森林公園の損失補償については、小国町時代に森林公園の運営を共同体等でやっていた時の負債補償を長岡市が引き継いだものです。 |
小国診療所事務長 | 歳入の市債については有利な財源である過疎債を使い、医療機器の更新や施設整備をしてきた。歳出の公債費についても過疎債の元利償還金です。収支の443万3千円は簡単に言えば「赤字」です。小国診療所と山古志診療所が合体して特別会計を作っている。一般会計から1千800万円ほどの繰り入れがあったと思うが、そのうちの443万3千円が小国診療所分の赤字です。赤字の原因については、かつて赤字による民間病院の撤退があったが、『医療体制がなければ地域住民の生活は守れない』ことから合併前から地域の健康を担ってきた経過がある。 |
副委員長 | 保育園児数から小学校の統合についての検討はなかったのか。 |
支所長 | 以前に検討したらどうかという意見はあった。決算について言えば壊れたものは復旧するというのが市の姿勢です。今後の統合については保護者や地域から声が上がれば改めて検討します。 |
地域振興課長 | (地域振興課長が説明) ・今後の日程について (与板・栃尾・小国地域委員会交流会) |
委員長 | 以上で閉会とする。 |
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