最終更新日 2024年11月20日
自殺は、その多くが追い込まれた末の死であり、背景には、精神保健上の問題だけでなく、健康問題、過労、生活困窮、育児や介護疲れ、いじめや孤立などの様々な社会的要因があり、複数の要因が重なり合っていると言われています。
長岡市では、平成26年をピークに、自殺者数・自殺死亡率は減少傾向にありましたが、平成30年以降は増加に転じ、自殺者は年間50人~60人台で推移しています。自殺死亡率は、国・県を上回る状況が続いています。
このような厳しい状況を踏まえ、自殺対策のさらなる充実・強化のため、このたび「第2次長岡市自殺対策計画」を策定しました。
この計画は、改正自殺対策基本法(平成28年4月施行)に基づき、すべての市町村が策定する「市町村自殺対策計画」であり、自殺対策の本質が生きることの支援にあることを念頭に、「誰も自殺に追い込まれることのない長岡市」の実現を官民一体となって目指すための指針です。
「自殺実態白書2013(NPO法人ライフリンク発行)」によると、図5より家族の不和や生活苦など自殺の危機要因となり得るものは計68項目あり、自殺に至るまでいくつかの危機要因が平均4つ重なるといわれています。
自殺に至る問題を上流までさかのぼって、その要因を総合的に解決できれば、自殺を減らすことができるとされています。
ゲートキーパーとは
長岡市では、市職員や関係機関の職員等、また地域で活動している方々等を対象にゲートキーパー養成研修を実施しています。
企業や団体等にも出前講座を行います。下記からお申し込みください。
市政出前講座
長岡市では、毎月臨床心理士、保健師等による「こころの健康相談会」を行っています。(要予約)
こころの健康相談
このページの担当