最終更新日 2017年4月1日
下水道は、居住環境の改善や公衆衛生の向上を図り、快適な生活環境を確保するための施設の一つであり、公共用水域の水質を保全するための都市における根幹的な施設です。
環境への負荷が少ない循環型社会を形成し、安らぎと潤いのある豊かなまちづくりを進めるうえで、下水道が担う役割は、ますます重要なものとなってきています。
1. 生活環境の改善(汚水の排除)
汚水が速やかに排除されないと蚊や蠅または悪臭の発生源となり、生活環境を悪化させることになります。下水道を整備することによって、汚水の処理が可能となり、トイレが水洗化されるなど、生活環境の改善を図ることができます。
2. 雨水の排除(浸水の防除)
下水道は、河川、水路、側溝などと同様に雨水の排除のための機能を有しています。ゲリラ豪雨などから浸水被害を防ぐことも重要な目的の一つです。
3. 公共用水域の水質保全
下水道を整備することは、河川などの公共用水域の水質汚濁を防止し、豊かな自然環境の保全に大きく寄与します。
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