最終更新日 2024年2月13日
繁殖を始めた場所では、日本の在来植物の姿がほとんど見られなくなるおそれがあるため、所有地などに繁茂しているセイタカアワダチソウをできるだけ駆除してください。
市民の皆様のご協力をお願いします。
セイタカアワダチソウは、環境省が生態系被害防止外来種リスト※に載せている植物です。種子と地下茎の両方で増え、在来の植物とは比べ物にならない旺盛な繁殖力を持っています。根と地下茎からはアレロパシー物質(他の植物の種子発芽や成長を妨げる物質)を出して他の植物が生育することを妨げ、自身は地下茎からどんどんと芽を出して増えていきます。
したがって、繁殖を始めた場所では日本の在来植物の姿はほとんど見えなくなり、何年もしないうちにセイタカアワダチソウだけが繁茂すると言われています。
※生態系被害防止外来種リスト
侵略性が高く、日本の生態系、人の生命・身体、農林水産業に被害を及ぼす又はそのおそれのある外来種を選定し、リスト化したもの。セイタカアワダチソウは、総合的に対策が必要な外来種(総合対策外来種)のうち、甚大な被害が予想されるため対策の必要性が高い外来種(重点対策外来種)に区分されている。
なお、生態系被害防止外来種はセイタカアワダチソウの他にも、オオアワダチソウ、ブタクサなど多くの種類がありますので、これらの植物発生がある場合は併せて駆除してください。
特定外来生物、生態系被害防止外来種などの情報は環境省のホームページでご覧ください。
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