最終更新日 2017年4月1日
環境省では、沿岸域等の開発や資源の乱獲、汚染、水温上昇、酸性化などの影響で海域の環境が悪化しており、国際的にも国内においても海洋環境の保全を進めることが強く求められていること受けて、平成23年度からの3年間にわたる“生物学的・生態学的な観点”からの検討の結果、「生物多様性の観点から重要度の高い海域」を選定しました。
全国では、沿岸域で270カ所、沖合表層域で20カ所、沖合海底域で31カ所が抽出され、海洋の生物多様性の保全と持続可能な利用の推進に資することを目的としています。
選定内容 : 寺泊・信濃川河口周辺(No.16702)
面積 | 選定理由 | 生息している魚類等の例 |
---|---|---|
10㎢ | 個体群の存続・生息/生育のために必要な場所として、種の生活史における重要性が高く選定されたため | ・クロソイ、マイワシの産卵海域 ・マダコ、ウケクチウグイなどが確認されています。 |
詳しくは、環境省HP「生物多様性の観点からの重要度の高い海域」をご覧ください。
参考
寺泊地域では、毎年4月 第3日曜日に、海岸一斉清掃が行われています。また、ボランティアの申し出により、随時、海岸清掃も行われており(年間10回前後)、地域全体で寺泊の美しい海を守る活動が行われています。
このページの担当