最終更新日 2023年3月17日
「新潟県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」が施行され、自転車利用者の保険加入が義務となりました。全国的にも、自転車事故で1億円近い高額な損害賠償が求められる事例が発生しています。
まずは自身の加入状況を確認し、万が一に備えて、自転車損害賠償責任保険などに加入しましょう。
自転車利用中の交通事故により生じた他人の生命又は身体の損害を補償するための保険又は共済のことをいい、自転車の事故で相手方の怪我の治療費などを補償する保険です。
未加入についての罰則はありませんが、自転車事故を起こした場合に備えて、自転車損害賠償保険等に加入してください。
条例では契約金額(補償額)の規定はありませんが、判決で1億円近くの高額な損害賠償の支払いが命ぜられた事例があります。契約金額(補償額)は保険等によって様々ですので、自転車の利用方法に見合った保険等に加入してください。
自転車利用者向けの自転車保険には、補償額のほか、補償範囲が本人だけのものや同居家族を含むもの、自身の傷害補償を含むもの、示談交渉の代行を含むものなど様々です。自身の乗り方にあった保険加入を検討してください。
※ 保険加入の重複加入にご注意ください。家族も対象となっている保険もありますので、家族等にも保険等の加入状況をご確認ください。
県が発行したチラシに掲載されている自転車損害賠償責任保険等加入状況チェックシートをご確認ください。
事業活動中に自転車事故を起こし相手にケガなどを負わせた場合、一般的に従業者自身が加入している個人賠償責任保険等では補償されません。そのため、事業者は、従業者が事業活動中に起こした自転車事故の損害を補償する「施設賠償責任保険」等、事業者向けの保険等への加入が必要となります。
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