このたび、議長選挙において、皆様のご支援により第59代長岡市議会議長に当選いたしました、加藤尚登です。これまでの歴史と伝統を踏まえながら、合併前には11議会199人の議員が果たしてきた職責を、現在私たちは34人で担わなければならないという事実に鑑み、不断の自己革新が求められているとの認識の上で、議員間の熟議を重ねてまいる所存です。
　地方自治の本旨は「住民自治」と「団体自治」の両輪で構成され、私たち議員はまさにその二つを結ぶ車軸といえます。
　ウイルス禍が収束に向かう中で、経済の回復や物価高騰対策、教育や子育て環境の整備など、議論すべき課題は山積しております。中核市移行に関する検討など大胆な政策提言、社会環境の変化に即した条例の制定、機動的な特別委員会の設置など、市民の福祉の向上に資するための議会改革に取り組んでまいります。
　今回の改選で加わった女性4人を含む9人の新人議員をはじめ、経験豊富な議員33人全員のご協力をいただきながら、議会の底力を高めてまいります。
　皆様のご理解とご協力を賜りますよう心からお願い申し上げまして、就任のごあいさつとさせていただきます。

　このたび、副議長選挙において、議員各位より多数のご支持をいただき、第58代長岡市議会副議長に当選いたしました山田省吾です。副議長という重責を継続して担うことになり、一層職責の重みを痛感し、身の引き締まる思いであります。
　市議会は、行政に対する監視機能及び立法機能を十分に発揮し、市民生活にとって最良の意思決定を行うため、これまで以上に公正・公平かつ透明な議会運営を推進し、広く情報の提供と共有化を図らなければなりません。ご推挙していただいたからには、加藤尚登議長のもと、議員各位のお力添えをいただきながら新型コロナウイルス感染症の落ち着き始めた今、停滞していた経済を行政と一体となり活性化していくために尽力してまいります。併せて、人口減少問題、高齢化社会を迎えて、市民生活の安心・安全のために市議会としても両者を重要課題と捉え、積極的に取り組むべきと考えます。
　これからも歴史と伝統のある長岡市議会の円滑な議会運営とさらなる活性化に向けて、皆様方のご指導とご協力のもと、全力で職責を全うする所存です。
　以上のことをお願い申し上げ、就任のごあいさつとさせていただきます。