最終更新日 2024年10月2日
自殺者・自殺死亡率の推移
新潟県の自殺死亡率は全国よりも高い水準で推移しており、令和5年の新潟県の自殺死亡率は全国ワースト7位でした。 全体的には減少傾向にあった自殺死亡率ですが、新型コロナウイルスの影響もあり、令和2年からは増加傾向です。長岡市の自殺死亡率も平成29年から新潟県を下回っていましたが、令和元年からは全国と新潟県を上回っている状況です。自殺死亡率は人口10万人あたりの自殺者数を示しています。
長岡市では、1年間に60人前後の方が亡くなっており、性別では男性が女性の約2倍多いです。令和3年は女性が男性を初めて上回りしました。令和4年以降は過去と同様に男性が上回る状況になっています。
長岡市の年代別自殺者数
平成26年~令和5年の10年間の累計年代別自殺者数です。男性は40~60歳代の働き盛り世代、女性は年齢が高くなるほど増え、高齢期に多くなることが特徴です。若い世代については、壮年期の山に比べると少ないですが、毎年一定数おり、減らない状況です。
新潟県の交通事故死亡者数と自殺者数
新潟県における令和元年と令和5年の交通事故死亡数と自殺者数です。令和5年の自殺者数は交通事故死亡者数の5.7倍多いです。交通事故での死亡を予防するため、シートベルト着用率を上げたり、飲酒運転の取り締まりや車の安全性向上など様々な対策が行われ、交通事故死亡者数は減少傾向にあります。長岡市では1人でも多くの方が自殺に追い込まれないよう、自殺予防対策に取り組んでいます。
長岡市が取り組む自殺予防対策
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